「介護と医療が一つになることが、看取りの鍵」
私が、訪問診療「はもれびクリニック」に入って、1年が経ちました。
1年前に転職したきっかけが、介護・看取りについて悩んだ期間があったからです。
私自身も義理の父が、認知症になり2年間、共に生活しながら、介護をしながらの生活で、たくさんの想いを通過してきました。
人はいつか死ぬという当たり前の事だけでも、はじめて、直面するなかで、たくさんの戸惑いがありました。
その過程の中で、家族が一つになる姿、看取りをどのような想いで迎えるべきなのか考えるようになりました。
この1年間、事務長補佐という立場で、医療者、介護員、相談員と共に話す中で、本当に毎日、医療者の姿を見ながら感動し仕事をしてます。
遺族会を開催したり、市と連携してシンポジウムを開催したりと本当に地域を愛し、愛されているなと実感してます。
なぜ?こんなに愛されてるのかなと考えたときに、昨日、相談員から聞いた話を通してなるほどと思ったのでシェアします。
・主役は、介護士、相談員、看護師。医師は補助に徹する
細田院長は、ご家族がどのように考えているのか?どのように看取りに対して準備が出来ているのか一番大切に考えながら、相談員、介護士、看護師と接しているそうです。
主人公は、ご家族であり、ご家族をサポートする主役は、医師ではなく、患者様とご家族と一番接している相談員、介護士、看護師だという事を伝えているそうです。
医師は、一番下で、共に伴走する裏方に徹する事で、相談員、介護士、看護師がやりがいを感じる環境づくりを一番重要視している。
その中で、患者さんの家族の心が変化していくことが、地域医療、特に看取りにおいて、重要だと言う事です。
介護と医療が同じ立場で、共に患者さんとご家族に向き合う事で、日々、一番苦労している介護士さんたちが輝ける環境づくりが重要です。
ぜひ、当院の院長先生が「地域での看取り」というテーマでシンポジウムで講演をされます。
参加無料、事前申込なし、出入り自由ですので、参加お待ちしております。
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